桐蔭学園高等学校ジョブシャドウイングレポート

令和6年8月2日、桐蔭学園高等学校の1年生(6名)がジョブシャドウイングで弊所にいらっしゃいました。

当日はまず、税金や税理士の仕事についてレクチャーを行なった後、実際に会計ソフトを使用した決算書の作成体験を行いました。


(説明・データ入力作業体験の様子)

仕訳や入力の仕方など、初めての体験だったかと思いますが、お互いに相談しつつ非常に素早くこなしていらっしゃる様子でした。

体験の後は、弊所近隣の川崎西税務署にて、署内の見学や国税専門官の仕事について教えていただきました。税理士事務所とはまた違う仕事を知り、税に関する仕事が多岐に渡ることを実感していただけたと思います。

終了後に、皆様から感想を頂戴しました。

Q.
税理士事務所をジョブシャドウイングに選んだきっかけを教えてください。


A.
・税について詳しく知りたいと思ったから。


・「税理士」という職業の名前を聞いたことがなく、気になったから。


・会計分野やお金に関する仕事に興味があったから。

Q.
税理士事務所の事前イメージを教えてください。
本日体験してみて職業イメージは変化しましたか?またどのように変化しましたか?


A.
・企業などに依頼され、税金の管理をするというイメージは変わらなかったが、今回の体験で間違いは許されない、正確な計算が必要になるというイメージもできた。

・計算をする印象があり、数学が苦手でもできるか不安があったが、お客さんにどのくらい信頼をしてもらえるかが重要で、難しいことなのだと思った。


・大変な職業だと思っていたが、事務所内はとても明るく、人間関係もよい。


・難しい計算をするイメージがあったが、丁寧で分かりやすい説明が理解につながった。


・もっと硬い空気で仕事をしている人が多いのかなと感じていたが、仕事の大変さや緊張感は大きいものの、やりがいが大きく仕事を楽しんでいる人が多いイメージに変わった。

【スタッフの感想】

高校生の方も税への関心が高いことを知り、よりこれらについて周知していく必要があるのではないかと思いました。近年は学校で税理士による租税教室などが行われることも多いですが、私自身は高校生の頃に税の知識があまりなく、税理士についても全く知らなかったので、当時にこのような機会があれば参加したかったなと思いました。
また、税理士の仕事は「信頼してもらえるかどうか、が非常に重要だということを初めて知った」というお声をいただきました。「明るい雰囲気で説明が分かりやすかった」というお声も多くいただき、税理士事務所という仕事柄、そういったことも心掛ける必要があると改めて実感いたしました。

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弊所でジョブシャドウイングを行うのは初めてでしたが、税に関心のある高校生の方々とのふれあいを通じて、我々としても大変勉強になる一日でした。
何より皆様に楽しんで学んでいただけたようで、弊所としても本望です。
今後も、地域の皆様が税への理解を深めるお手伝いができるよう、こういった活動に積極的に取り組んで参りたいと思います。

(ライティング:スタッフ 須賀栞 2024/8/9)